男女問わず、肌をキレイに保つためのデイリースキンケアをしっかりと行いたいと思い始めたら、しっかりとマスターとしておきたいのは、やはり「洗顔」。
空気の中に四六時中さらされている顔は、排気ガスや埃などの外的要因はもちろんのこと、毛穴の皮脂、汗や角栓詰まり、古い角質、人によってはメイクアップ料などが混ざり合っているかと思います。
そのまま放置してしまえば、雑菌が繁殖するなどして皮膚トラブルの原因にもなってしまうので、気が抜けないスキンケアの一つです。
でも、メンズの中には「洗顔の仕方なんてわからない」と思われている方も多いはず。
そこで、この記事では「メンズの洗顔」について徹底解説。
毛穴の汚れを落とすのに最適な洗顔料はもちろん、洗顔の役割、そして正しい洗顔方法についてもご紹介。
毛穴の汚れを落としきって「ツルン」とした肌を目指すきっかけにしていただけたら幸いです。
メンズの洗顔の主な役割
メンズは女性に比べて皮脂量や汗の量が多いと言われています。
さらに、外出が多い方は特にですが、排気ガスや埃などの汚れが肌についてしまっています。
そんな、汚れてしまった肌を綺麗にすることが「洗顔の役割」です。
この洗顔をしっかりとしていないと、せっかく化粧水などをつけたとしても、美容成分が浸透しなくなったりしてしまいますので、気を抜いてはいけません。
冒頭に紹介した通りですけど、顔に汚れが溜まっている状態で放置すると、雑菌が繁殖したり、皮脂が酸化するなどして皮膚病や臭いの原因に繋がったりもしてしまいます。
なお、クレンジングだけでもいいんじゃないの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、メイクアップ料などの油性のものを落とすだけで、毛穴のケアまではしてくれないものもありますので注意してください。
正しい洗顔を知ることで毛穴汚れを防ぐことができる
続いて、毛穴汚れを防ぐための正しい洗顔について紹介しておきます。
ステップは以下の通り
- 手を洗う(清潔にする)
- 顔をぬるま湯であらって汚れを落とす
- 洗顔料をよく泡立てる
- Tゾーン・頬・Uゾーンの順番で優しく洗う
- ぬるま湯で十分に洗い流す
- 清潔なタオルで水分を拭き取る
1.手を洗う
意外と怠ってしまっているのが、手を清潔にするステップ。
実は手には見えない雑菌がたくさんいるので、その雑菌がついたままの状態で顔を洗ってしまうのはNGなのです。
2.ぬるま湯で顔を洗う
ぬるま湯を使って先に顔を洗っておくのも常識です。
洗顔料で洗う前に顔全体をぬるま湯で洗う理由としては、排気ガスや埃といった外的要因を先に落として綺麗にしておくため。この作業を先に行っておくことで、毛穴を開かせて、洗顔料が毛穴に届くようにするといった役割もあります。
3.洗顔料をよく泡立てる
洗顔料をよく泡立てる必要があるのはご存知の方も多いと思います。
泡の量が少ない状態で洗顔をしてしまうと、洗顔料の濃度が高くなってしまって摩擦の原因(肌を傷つける)にもつながるので、よく泡立てるのは大切なのです。
泡立てるのが苦手な人は、泡だてネットを使用されると良いですが、気をつけたいのは水分量。
泡だてネットを利用することで水分は少なくても泡立ちやすくなってしまうのですが、この状態だと濃度が高いまま肌に触れることになってしまうため、注意が必要となります。
4.Tゾーン・頬・Uゾーンの順番で優しく洗う
あとはよく泡だてた洗顔料を顔にのせて洗っていく行程に入ります。
順番としては、最も皮脂の多いTゾーン(おでこ・鼻)に泡をのせるようにして、くるくると円を描くように洗って行きます。続いて、頬やUゾーン、最後に目元や口元を洗っていく流れです。
目元に関しては、特に皮膚が薄いなど敏感なポイントになりますので、優しく丁寧に洗っていくことがコツです。
5.ぬるま湯で十分に洗い流す
最後はぬるま湯で十分にすすぐ行程です。ここをしっかりと行っておかないと肌に洗顔料が残ってしまう事になり、毛穴詰まりや肌荒れの原因にも繋がってしまうので注意が必要。
なお、仕上げに冷水を使う方もいますが、これはNG。
毛穴がしまるといったイメージがあるのですが、急激な温度変化は赤ら顔の原因になってしまいますし、冷却効果はすぐになくなってしまうので意味はないのです。
6.清潔なタオルで水分を拭き取る
清潔なタオルを使って水分を拭き取ります。当たり前のことですが、せっかく洗顔で綺麗な肌になっても、汚いタオルを使っていたら意味がありません。
清潔で乾いているタオルを使うようにして十分に水分を拭き取るようにしましょう。
また、最後は「保湿」も忘れないように。
洗顔後の肌はデリケートそのものの状態になっていますから、しっかりとケアしてあげるようにしましょう。
毛穴洗顔メンズ向けにオススメの洗顔料5選
続いて、メンズ向けにオススメしたい毛穴汚れを綺麗にするのに最適なものを紹介して行きます。
ここで紹介するメンズ洗顔料の基準は「自分が試したことがある」「刺激が少なくオススメしたい」といった2つ。
特にランキング形式ではありませんので、気になった商品をお使いいただければ良いかと思いますよ。
よかせっけん然
肌に吸い付くような濃密な泡を使って、肌を傷つけることなく汚れを吸着させる洗顔石鹸。もちもちに泡立てた洗顔泡には500円玉を乗せても沈みません。
洗い上がりの肌質がとても気に入っている洗顔料として、非常にオススメしています。
バルクオム
後戻りができなくなる洗顔体験が出来ると話題になっているのがバルクオム。
若干つっぱる印象がある洗顔料ですが、スクラブもはいっていないのに、こんなにもスッキリする洗顔料があるのか?と驚きました。
ダンディハウスのクレンジングフォーム
ダンディハウスのクレンジングフォームの魅力は、ピーリングと洗顔を1本で担うことが出来ること。
肌がざらついてきた・・・と思ったらピーリングとして、日常生活では洗顔料として使えるWモードの洗顔料なので、1本持っていると重宝します。
くろあわわ
洗い上がりのツルツル感に衝撃を受けた洗顔料。どろあわわシリーズの「黒バージョン」は男性にもピッタリのオススメ洗顔です。
グランディム L.Cウォッシュジェル
皮脂汚れを落としすぎず、必要なものは残しながら洗顔をおこなってくれるのが、グランディム。天然のスクラブとなる「マンナン」が毛穴の仲間で入り込んで汚れを落としてくれる事を実感できます。
まとめ
男女問わず言えることですが、洗顔はスキンケアの基本中の基本。
まずは自分にぴったりと合った洗顔料を見つけてもらうことが最優先にはなりますが、それよりも重要なのは・・・毎日朝晩はしっかりと洗顔を行うこと。
朝は外出をしていないので洗顔の必要はないかと思われるかもしれませんが、汗や皮脂、埃などが肌に付着している状態になっていますので、朝も汚れを落とす目的で洗顔をしておきましょう。
メンズの方で洗顔料をお探しの方は、参考にしてみてください。